技術・製品紹介

技術・製品紹介

黒染め

別名:四三酸化鉄被膜、フェルマイト、ブラックオキサイト、パーカー、アルカリ皮膜
化学変化により金属表面に黒錆を形成させ、それ以上錆びない状態にしたのが「黒染め処理」です。
被膜の厚さは極薄で、精密部品の精度を損なうことはありません。

弊社では…黒色の美しさに
こだわり続けています。

  • キズがない
  • 光沢に優れた黒色が均一
黒染めの特徴
  • 皮膜の薄さ・・・1~3μm程度で加工前後の寸法変化は殆どありません。
  • 黒色美麗にして光沢あり。製品の品格を一段と高める。
  • 防錆効果は永続的(保管状態による)。塗装下地としても有効な防錆力を持つ。
  • アルカリ処理のため、金属表面の精密仕上げを害しない。
  • 処理温度が低いので、材質に対する影響が無く、被膜は耐熱性がある。
黒染めに向いている素材 一般的な鉄、スチール(鋼鉄)など錆びるものであれば黒染めが可能です。
表面処理による寸法の変化が1μm~3μmと微細ですので、高精度なものには最適です。
黒染めに向いていない素材
  • ダイス鋼(ニッケル、クローム等多く含まれた素材)
  • アルミや銅、ステンレスなどの非鉄金属。
  • 鋳物(赤茶けた仕上がりになります)

複雑な形状の製品や、貫通していない孔のある製品、どのような形状のものでも求めるレベルの黒染めを提供いたします。

黒染め1

黒染め2

黒染め3

黒染めについて、
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リューブライト

別名:リン酸亜鉛皮膜、パーカー
金属表面をエッチングさせながら、リン酸被膜の結晶を形成させます。
リン酸被膜単体でも高い防錆効果がありますが、塗装の下地として利用されますと塗装が剥がれにくくなります。
剥がれない皮膜です
リューブライトの特徴
  • 塗装の下地に適している。
  • 鋳物+防錆処理にも適している。
  • 黒染めよりも防錆効果が高い。
  • 色合いは光沢の無いグレー色です。
  • 鋳物に適しています。
リューブライトに向いている素材
  • 塗装に対して密着性を向上させたい製品には最適です。
  • 黒染め以上に防錆効果が必要な製品。
リューブライトに向いていない素材 膜厚が5μm~15μmなので、5μmよりも精密さを求める製品には不向きです。

自動車ボディなどの塗装下地の処理に使われるリューブライト(リン酸亜鉛皮膜)
剥がれにくい塗装を実現したい、高い防錆効果を求める、そんな製品には最適です。

リューブライト1

リューブライト2

リューブライト3

ショットブラスト加工

金属などの表面のサビや汚れ、スケールを落としたり、表面を均一化したり、塗装やコーティングなどの密着性を向上させるための下地処理です。当社ではグリットを使用致しております。
用 途
  • 焼入れ後のスケール落とし、金属の黒皮膜落とし。
  • 表面の梨地仕上げ。
  • 固着した異物除去により流体の抵抗の減少。
  • 固着した異物除去により熱交換ロスの減少。

テーブルショットとバレルショットの二機ご用意しております。

ショットブラスト加工1

ショットブラスト加工2

「試作」承ります

低価格、製品によっては無料で試作を承っております。
お気軽にご相談下さい。

072-961-4584 受付時間 9:00~18:00

お問い合わせ

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